設立趣旨

私たちの団体は、平成14年(2002年)6月27日に特定非営利活動法人(NPO法人)として茨城県から認証を受けた団体です。その定款に定めた目的は、「県北地域の里山及び自然を活用した環境教育及び文化・芸術・スポーツ活動を通して、青少年の健全な育成と世代を超えた親密な交流を図り、県北地域の地域おこしに貢献することを目的とする」とあります。

設立当時の平成14年は、国内の小中学校で「総合的な学習の時間」が新設され、各学校の創意工夫によるカリキュラムが導入されました。いわゆる「ゆとり教育」の始まりです。そしてこの目的は子どもたちの「生きる力」を育むことを主な目的としていました。そのような中、私たちは地域の豊かな自然や特長ある伝統文化について、子どもたちが自らふれ合い学んでいく環境づくりが必要ではないかと考えました。これが設立時のスローガン、「自然の中で、生きる力を!」であります。

理事長挨拶

私たちの団体は、地域に残る里山をはじめとした豊かな自然や特長ある伝統・文化を守り育てる活動に取り組んでいます。平成14年(2002年)の設立以来、まもなく25年目を迎えます。この25年間を振り返ると、当時では想像できなかったような経済活動の広域化をはじめ、国際化や高度情報化の伸展など大きく社会環境が変化してきました。

今回のホームページのリニューアルについては、目まぐるしく進んでいる情報化社会への対応として、これまで以上に本会の情報を適時・適切に提供できるよう取り組んだものであります。特に、体験学習については、現在実施している内容をすべて掲載するなどその充実に努めました。

初代理事長の鈴木藤太氏は、設立時のあいさつで、「子供のころは、よく笹舟を作って遊んだが、今の子供はできない。そういったものを提供できる団体でありたい」と話されました。社会情勢が大きく変わっていく中ではありますが、子供の原体験として受け継いでいくもの、残していくべきものがあると思っています。今後とも、会員の皆さんとともにそれらに光を当てていきたいと考えています。 最後に、このホームページを通して私たちの活動をご理解していただき、一人でも多くの皆さんが私たちの仲間として一緒に活動していただけたらうれしいです。皆さんの参加をお待ちしています。

令和7年(2025年)9月
NPO法人 里山文化ネットワーク
理事長  松井 茂

沿革

□平成14年(2002年)6月27日 特定非営利活動法人(NPO法人)として認証を受ける。(*茨城県内で96番目)
□平成14年7月8日  法人として登記する。
□平成14年9月22日 設立総会と記念シンポジウムを開く。
 [総会] 初代理事長として鈴木藤太氏を選出する。
 [シンポジウム] 演題「自然保護と利活用について」
□平成17年(2005年)5月ウィザス高等学校(現第一学院高等学校高萩校)の体験学習が始まり、本会としてプログラムの企画と講師の派遣について協力。
 *この年度は、42日間にわたり33科目(述べ247科目)、受講生徒数は5,329人。
□平成18年(2006年)12月13日 「ウィザス農場大根市」を開く。
□平成21年(2009年)2月16日~3月3日 「手作りひな人形まつり」を開く。
□平成25年(2013年)6月 「山桜フォトコンテスト」を開く。

所在地

  • 所在地:
    318-0033 茨城県高萩市本町3-135
  • 時間:
    平日09:00~16:00 /土・日・祝日除く
  • 定期休業期間
    12月28日~1月3日…年末年始休業
    8月13日~8月16日…夏季休業